PIVの入り口のその前に~ imageJ
PIV のような、小道具にお金のかかる実験は、本研究室で白布が必要です。人でもない本研究室では、プログラムやツールに頼らざるを得ません。
幸い、学術用のツールは21世紀に入って急速に整いました。リチャードさんのおかげで、自由なフリーソフトウェアの輪は広がっています。
そんな中で、オープンソースでパブリックドメインな ImagJ も本研究室では重宝です。かつてはオリジナルな ImageJ と、拡張された FijiJ がありましたが、この度、統合されて一本化されたようです。OpenCV でプログラムを組むのもいいですが、汎用的な処理ならば、 ImageJ は詳細設定可能なコンソールもあって、一方で簡単操作でいろんなことができます。
いろんなことは説明してるときりはないですが、 PIV的には、動画コンテナを読み込んで、静止画に分割したファイルを保存できれば十分です。
開く
aviコンテナファイルを選択して開けばオッケーです。
保存
ファイルメニューの SAVE AS で、image sequence を選択、その後、ファイルタイプを指定すればOK。
これでプリプロセスが楽になります。