[Re:19] Reboot : ゼロから始める OpenFOAM @ windows 流体力ほかの計算
さて、流れ場は計算されてゆきますが、
openfoamを使う上で、もとい、強引に試す上で、少し早めに知っておいた方が良かったことが一つありました。
流れ場を知れば、物理屋さんではない機械系エンジニアであれば、当然、製品に流れ場が及ぼす影響に興味がいくはずです。
OpenFOAM で流れ場を手に入れて仕舞えば、その膨大なデーターから必要な地点の情報を抽出すれば、いずれはほしいものが得られるであろう。
そうしてそれは、きっと、ParaVIEW で作業することになるのであろう。だって、 ParaVIEW はそのための大規模データー可視化ツールなのだから。
って思ってました。
もちろんそれはそうですが、もう一つのルートがあったようです。
1.ParaVIEW で計算結果から処理する
2.OpenFOAM の機能でさっさと計算してしまう
なんや、そうやったんか。。。(´・_・`)
というわけで、こいつを試します。
使う機能は、「Function Object」。
操作するファイルは、system フォルダーの「ControlDict」ファイル。
準備されている物理量、係数は以下のもの(一部?)。
流量、物理量の最大値最小値、流体力(揚力、抗力、モーメント、トルク)、空力係数(揚力係数、抗力係数、モーメント係数、トルク係数)、その他指定断面にかかるデータの抽出やその派生値。
そっか、そうなんか、そうやったんか。。。(´・ω・`)
使用方法の概要は、すでに各種の値が定義されているので、要求事項の指定係数のみを定義すればOKのようです。簡単な加減乗除や統計関数も定義されているようなので、それらを数式ではなく、Cライクな使用機能、必要パラメーターの定義の羅列、で利用できるようです。
圧力による空力抵抗や粘性抵抗なども、面倒な作用面の垂直方向ベクトル計算、分力、合力も別途定義されて隠蔽されているので直接操作や数式構築の必要もなく手間いらずです。
もっと早く知っていれば、計算が無駄にならんかったのに、、、(ノД`)
記述書式(ファンクションはいくつ書き込んでも制限なし)
function
{
hogehoge # 好きなファンクション名
{
ここにお決まり事やtype ごとの要求事項を記述
}
}
お決まり事(key words) 各行 ; 区切り
type
faceSouces / fieldMinMax / forces / surfaces / PressureTools / etc.
FunctionObjectLibs(“ “)
libFieldFunctionObjects.so / libForces.so / libSampling.so / libutilityFunctionObjects.so
Enabled
outputControl
timeStep / outputTime
Timestep
timeInterval
Log True / false
ValueOutput
surfaceFormat
Type ごとの要求事項
source
sourceName
operation
fields
pName
uName
rhoNama
rohInf
CofR
liftSir
dragDir
pitchAxis
magUinf
lRef
ARef