[Re:18] Reboot : ゼロから始める OpenFOAM @ windows 初期速度場の残光
そもそも、数値計算科学において、非定常計算と定常計算。この違いはなんなのかもわからずに、流れは全部非定常だろ、という感じで進めています。
流れ場は、こと、実験や計算で行うと、急発進、や、定常流れ、のように、過去から未来へと連続する時間軸から外れて、過去を持たない時刻ゼロを想像してしまいます。これはきっと、カミガツクリシセカイ、に反しているのでしょう。これに執着すると、悩みがまた一つ増えてしまいます。
ま、そんな哲学のような、言葉遊びのような、休日の夜のエンドレス屋外宴会の戯れような、「メンドクサイ」話は忌み嫌われ、避けて通って、そんな時間の無駄をしている暇があったら一つでも成果を上げる、それが正しいニッポンの現代科学です。
それでも、なお、興味があるという人は、読み進めてください。
さて、サンプルは、最近使ってるタービン模型。回しません。
一様流速を 1 m/s に設定、初期速度場は、0.3 m/s, .8 m/s, 1.0 m/s として計算初期の模型上流の速度変化を見てみます。
気になる人は、円柱、急発進、急回転、などで検索してください。