ゼロから始める openFOAM @ Windows 10
本サイトは、基本的には本研究室関連の情報交換用の情報を記事にしています。ただ、癖はあるものの、一般の方に少しお役に立つかもしれない、ということで公開されています。内容に齟齬があることがありますので、あらかじめご了承ください。
将来、数値計算を自ら行う機会がどれだけあるのでしょうか。
数値計算関連業務にもいろいろな区分があって、数値計算に用いるモデルの開発、数値計算コードの開発、数値計算ツールのメインテナンス、数値計算ツールの操作、数値計算結果の管理。ざっと仕分けるとこの程度でしょうか。最近の学生さんは大変優秀なので、数値計算希望の人の割合も増えているようです。数値計算法をしっかり身につけるのか、その課程から多くを学ぶのか、そして卒業研究、博士前期課程を経て意のままに扱う技術を習得するのか、そのあたりはよくわかりませんが、ここでは最もエンドユーザーに近いものを扱います。そう、ゼロから始める流体数値計算です。
ここでは、未知の可能性を秘めたオープンソースの流体数値計算コードである OpenFOAM を動かすまでのお話を紹介します。いったん動かしてしまえば、ネット上の様々な情報が理解できるようになると思いますので、まずはその敷居を下げられればと思います。openFOAM をインストールしたけど何をしていいかわからない、という人もいると思いますので、そういう人の時間節約のために。
なお、正確できちんとした情報は以下のサイトをご参考ください。
OpenFOAM財団 リソース(日本語ユーザーガイド2.2.0)
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