ゼロから始める FreeCAD (2/4) GreeCAD で サーファイスを分割して stl ファイルに保存

FreeCAD を操作して、ごく簡単な形状はなんとなく作れるようになりました。
研究室で流体の計算をするのに、それほど複雑な形状もいらないので、なんとか用は足せそうです。

今回は、ネットでみつけたサイト、Xsim というWEBベースのプリプロセッシングのアプリケーションが何なのか、試してみるために計算モデルを作ってみました。まだ、Xsim の使い方もわからずに始めてますので、完結するかどうかは未知です。

Xsim 紹介ページ

このアプリは、FreeCAD をはじめとする外部アプリで作成したstlファイルを読み込んで、計算条件を指定することで、OpenFOAM の初期データーを作成する支援ツールのようです。

使ってみてわかったこと。

  • 境界条件等を指定する面については、別個の STL ファイルにしておかないと区別できない。
  • 読み込めるファイルは、5MBのよう。

、これはなかなか厳しい。
予想では、形状を読み込んだ後、形状の各面をちょうど3次元モデリングCADの表面を選択するように、画面上で選択し、それらに個別に条件を定義できるのかと思ってました。

というわけで、計算領域をまずはいかに5つの部分に分割できるかどうかにかかってきます。

流体の流れを規定するので、流体の流入口と出口がいります。子れをっひと津にまとめて指定できるのかがわからないので、入り口と出口に分ければ、それで2ファイル。

二次元流れを計算するので、サイドウォールは滑り条件で2枚。これをセットにして1ファイル。流量規定にするために、流れが計算領域に循環するように裏領域を構成するために、滑り条件で1ファイル。

計算領域の壁面は製糸壁として1ファイル。

以上 5 ファイルに分割しないといけないようです。
ホント?

この作業を FreeCAD 上で行います。

ワークベンチ、ドラフトを選択する。

ソリッドのオブジェクトから、複数の面を、「ctrl」+左クリックで選択し、ドラフトのアイコンで黄色いコの字のようなアイコンをクリックすれば、選択した面が独立したグループになって、モデルツリーに追加されます。

ワークベンチ、ドラフトを選択すると、モデルツリーで右クリック捨て現れるサブメニューに、「表示の切り替え」が現れます。これを切り替えるたびに、そのオブジェクトを消去、表示が切り替わります。モデルツリーがグレーになって状態が表示されます。

見やすいように表示したり消去したりしながら、必要な面をグループ化していきます。

準備ができたら、独立した STL ファイルにしたいモデルを、クリックして選択(グレー背景)にして、「ファイル」メニューからエクスポートすれば、個別の STL ファイルに保存できます。

 

きょうはここまで。