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コロナワクチン、どれがいい?
政府もいよいよ本腰を入れ始めて、集団接種拠点を、東京、大阪に直営で設置するようです。
現在、医療機関で超低温で保存しないといけないのは、ファイザー・バイオeにテック製のワクチン。
政府拠点で使用される可能性があるのは、もう少し保管性能に優れた、モデルな性のワクチン。
日本ではまだ未承認なのは、ジョンソン アンド ジョンソン製のワクチン。
どれを打っても効果は大して差がないけれど、打たなければ万が一の時に命を落とす可能性、苦しい後遺症に悩まされる可能性がうんと高まる、というものです。
前2社製のワクチンは、mRNA といって、必要な情報を抜粋(あるいは要点のみ)として切り出してメッセンジャーとして遺伝子RNAに載せて、必要最小限の RNA、メッセンジャーRNAとして作り上げているようです。
J&J 社のワクチンは、ベクターワクチンで、これもまた、無害なウイルスの、防ごうとするウイルスの感染等に関わるキー部分を移植して、防ごうとするウイルスもどきを作成して、疑似感染で免疫獲得を狙うものです。
一方で、我が子を人体実験に供したという意味では、現代だったら多分社会的に葬られたかもしれない運良く種痘のワクチンを開発した、E. ジェンナーさんのころから長きにわたる歴史を持つワクチンです。生ワクチンと不活性化ワクチンがあります。前者は基本的に弱毒化したウイルスとはいえ本物なので、弱っているときにはしっかりワクチンで発症してしまうこともあります。後者は、ウイルスを薬殺したものとその類いです。ウイルスが死んでるのでとても安心ですが、感染する細胞には免疫がつかないで、その外にいる抗体ができるだけなので、ちょっと免疫力がひ弱で何度も摂取しないといけません。
でも、伝統的で自然にできたものです。
機械工学でいえば、自動車のエンジンオイルは、天然オイルよりも 100% 化学合成の方が、上物です。それは不純物が入っていないからです。もちろん、機械に使用するものだから、っていう話も出るかもしれませんが、必要なものだけに絞り込んだ機能優先の製品を、科学の力で実現したものです。
遺伝子操作のワクチンもまた、必要なものを抽出して作成されている、ということのようです。生ワクチンは、感性的に天然物で安全で魅力と思う人も一部にいるかもしれませんが、天然もの、なんて考えようによってはとっても野蛮でリスキーです。食用の肉や魚だって、天然物はリスキーです。
そしてきっと、そういう科学技術を信じない(あるいは理解しない)人たちは、ワクチン接種で多分何か起こると、その製造方法や、何か得体のしれない遺伝子操作、という言葉におののくことでしょう。目に見えない放射線と同じ匂いがします。
多分一番大切なのは、科学技術を使用した技術や、自然にも存在するものに対して、理解をして適切に対応することです。放射線は危ないものではありますが、コントロールされていれば、安全です。東日本大震災で問題なのは、コントロールが一時失われて、その後遺症が出ていることで、原始人の炎に対する何でもかんでも絶対的危険視、は科学を放棄した対応になります。
遺伝子操作ワクチンは、何かよくない作用を引き起こすかもしれません。でもそれは、もちろん異物混入などの事故が原因ということはあっても、遺伝子操作という製造方法によるものではなく、おもには、使用した原材料ウイルスや、それに伴うタンパク質へのアレルギー反応等がほとんどでしょう。適切な切り分けがきっと大切です。だから、テレビ等でワクチンのメリットを確率的に判断して受けるべきだ、と話をする専門家がいますが、それはちょっといただけません。本当に恐怖を取り除きたいという目的で話しているのならば、命にかかる問題は、あくまでも確率は概要であって、個々の命をもっと意識してほしいものです。偉い上層の人々は、大衆をもの扱いしているかのような発言は問題視されることがありますが、きっとそこの意識がもう薄れているのかもしれません。
すでに出ている副反応等がわかっているものについてだけでも、きちんと予診をするのだから、個人の特性をしっかり見極め、大きく広大な権限を持った医師の皆さんには、しっかり仕分けして切り分けてほしいものです。なんちゃって予診は要注意です。
コロナワクチンを受ければ、遺伝子操作した大豆でできたお豆腐を食べても、もう怖くなくなるかもしれませんね。
ちなみに私の周りでは、まめ製品をよく食べる人でも、大豆人間になってしまった人はまだ見あたりません。きっと、ウイルス人間も現れないものと信じています。まぁ、環境影響の可能性は残りますが。